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笹生優花はフィリピンと二重の国籍選択?なぜ日本代表でないのか理由は

ゴルフの笹生優花選手ですが、フィリピン国籍の選手としては初めてメジャー大会での優勝を果たしました。

名前は完全に日本人ですが、なぜフィリピン国籍を持っているのでしょうか?笹生優花選手は日本国籍も持っていると言われているだけに、なぜ日本代表でなくフィリピン代表ででるのか不思議ですよね。

しかも東京五輪もフィリピン代表として出る見込みとのこと。

そこでこの記事では

笹生優花選手はフィリピン国籍と日本国籍を持っている理由と、フィリピン代表で出た理由をお話していきます。

笹生優花選手の国籍について

笹生優花選手は日本人の父・正和さんとフィリピン人の母・フィリッヒさんの間に生まれ、日本とフィリピンの両国の国籍をもちます。

しかし、日本では22歳までにどちらの国の国籍にするか選択しなくてはなりません。

笹生優花選手の経歴

笹生優花選手は現在19歳ですが、2021年6月20日で20歳になります。

ゴルフを始めたのはお父さんの影響で8歳から初めたみたいですね。

その後14歳で2016年フィリピン女子ツアーではプロを押しのけて優勝をしたという経歴を持ちます。

14歳中学生がプロをも交えた試合で優勝ということなんて、かなりの驚きですよね!

その後、2019年に日本女子プロゴルフ協会のプロテストに合格。合格後に尾崎将司の“ジャンボ邸”に通って腕を磨いたそうです。

フィリピン代表として出るのは五輪に出やすいから?

フィリピン代表として出るのは、今回の全米オープンで優勝して出場権を揺るぎないものにしたというのはありますが

将来的には日本国籍を選ぶ意向があるようで

国籍が無くなる前に母フィリッヒさんの母国であるフィリピン代表として出場したいという意向のようですね。

それに、各国2人の出場枠から考えるとフィリピン代表にした方が出場できる可能性も高いと踏んだのも一つの理由です。

母国語はどっち?日本語は喋れる?

笹生優花選手ですが、実はマルチリンガルと言われていて実に5ヶ国語をも喋れるということです。

フィリピン国籍をお持ちなので英語はまだ分かりますが、日本語の他に3言語も?と考えると凄いですよね!

この背景にはフィリピンの文化と学校教育があります。

フィリピンの公用語が基本的には英語とフィリピン語ですが、学校教育が英語中心で行われていることから、英語がどちらかというと主軸のようですね!

そしてフィリピンでは、現地語を合わせると80種類以上の言語があると言われていて、2〜3ヶ国語を喋れるのはフィリピンでは普通の事くらいの感覚のようです。

ちなみに笹生優花選手が喋れるのは以下の言語。これだけ喋れるだけでも就職活動ではかなりの強みになりそうですよね。

日本語

英語

タガログ語

韓国語

タイ語

英語のインタビュー動画もありましたが、日本語も英語もスムーズに喋っていますよね。

インタビューも様々な言語でできる、人柄もいいとなるとこれからマスコミに取り上げられる頻度も増えてきて人気・知名度が加速しそうですね。

全米女子オープンで笹生優花選手が優勝

笹生優花選手が2021年全米オープンで優勝しました。

全米女子オープンは

全米女子オープン選手権 全米女子プロ選手権、ANAインスピレーション、全英女子オープン、エビアン選手権のメジャー5大会の中で伝統、権威両面で最高峰の大会。

また、現存する最古の女子メジャーと言われていて賞金総額550万ドル(約6億500万円)で優勝100万ドル(約1億1000万円)の世界最高額の女子ゴルフトーナメントでもあります。

そんな歴史ある大会で19歳にして世界女王の座についた笹生優花選手。

父と昭和的なスパルタ練習を二人三脚で貫いて“女ウッズ”の異名を取るパワー・ゴルフを身につけた事で優勝を勝ち取りました。

まとめ

19歳という若い年齢ながら世界一の称号を得ました。

日本人女子として、1977年の樋口久子、2019年の渋野日向子に続く3人目の快挙です。

渋野日向子選手の人気ぶりは今でも記憶に新しいですよね!渋野日向子選手は勿論ですが、今後は笹生優花選手のパワーゴルフにも注目です。