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【国内新種ムカデ】リュウジンオオムカデの動画や危険度は?大きさや毒は

国内最大サイズで新種のムカデが発見され「リュウジンオオムカデ」と命名されました。

発見した場所は沖縄県の本島北部ということで、法政大学と東京都立大、琉球大学らが4月13日に発表しました。

森林内の水辺で川エビなどを捕食して生きていて、人が近づくと水中に隠れるなど「半水生」の生活を送っていると見られています。

ここまで中々発見出来なかったのはこういった「半水生」生活の習性からと分かります。

そこで、今回発見されたリュウジンオオムカデですが
動いている動画はあるのか?危険度はどれくらいなんでしょうか?

ムカデと聞くとなんか危ないというイメージもあります。そのためにこの記事で紹介していきます。

日本国内最大!リュウジンオオムカデの発見

国内最大のムカデ「リュウジンオオムカデ」が発見されました。

国内で143年ぶりのオオムカデの新種という事で、しかも本種は世界で3例目の半水棲ムカデとされていて大変めずらしいムカデということになります。

名前の由来は沖縄県の故事から

名前は「リュウジンオオムカデ」と名付けられました。

名前の由来は、発見された沖縄県の故事にちなみ「リュウジンオオムカデ」(琉神大百足)という事で名付けられました。

こんな諸説あるみたいですね。

・琉球王朝時代に海にすむ神「竜神」がムカデを恐れるとして航海の際にムカデ旗を掲げた風習

・嵐を呼ぶ竜神の耳にムカデが入って苦しめたとの沖縄の故事にちなんだという。

半水棲ムカデは大変珍しく、世界でも3種しか確認出来ていません。

この半水棲ムカデは沖縄本島北部(やんばる地方)の深い森、久米島、西表・石垣島、渡嘉敷島、そして、台湾に生息することが判明しています。

半水棲ムカデの他2種は、フィリピン1種。ラオス・ベトナム・タイから1種。にて発見されているとの事です。




リュウジンオオムカデの動画は?

公式に出ている動画は確認出来ませんでしたが

おそらくリュウジンオオムカデと言われているムカデで間違いないかと思われます。

発見したのは3年前で、大宜味村から北の地域。島野教授は「現地で古くから存在を知られていたが、2016年ごろインターネット上で『大きなムカデがやんばるに生息している』と全国のマニアの中で話題となった」

引用:https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/737649

上記の通り記載あるので、前々から噂になっていた生物だが
今回の研究で完全に新種と断定されたということになりますね。

リュウジンオオムカデの大きさなど特徴

体長約20センチで、日本最大級の大きさで、渓流近くに生息して川のエビなどを捕食し、青緑のひすい色の体が特徴と言われています。

ムカデは攻撃性が強いと言われていますので、見つけても手をだしたりしない方がよさそうです。

リュウジンオオムカデは危険生物なの?毒は?

通常、ムカデは攻撃性が強く危険な害虫とされています。

接触した瞬間に牙で噛みつき噛まれると毒が出て噛まれた箇所が炎症を起こします。

ムカデの赤ちゃんや子供だからといって油断してはいけません。成虫ほどではありませんが、毒を持っているので注意が必要と言えます。

また生命力が強いので、まさか生きていると思わずに素手で触ると思いがけない攻撃をうけることがあるので注意してください。

毒で重篤になることはほとんどありませんが、激しい痛みに襲われます。

万が一噛まれてしまったら流水などで毒を出来るだけ絞り出し、早めに病院にいってください。

危険だけど臆病だから害はない

リュウジンオオムカデは新種なので分からないことも多いです。

しかしムカデの習性・生態として攻撃性が高く、毒を持っているということは覚えておきましょう。

自分から素手で触ろうと思わなければ噛まれる心配はほとんどありません。しかし、川遊びやバーベキューなどで万が一振れてしまうこともあるかもですよね。

噛まれた時は流水でしっかり毒を流し、すぐに病院に行くのが最適な行動と言えます!