空手家・香川政夫強化委員長がパワハラ行為をしたとして、香川政夫強化委員長の職務を一時停止にしたことが分かりました。
記事によると、空手の東京五輪組手女子61キロ超級代表の植草歩(28)に対して問題行為を行ったということです。
空手なのに防具なしの選手の顔面に向かって竹刀で突くなんてありえない行為ですよね・・
なぜそんなことをしてしまったのか?
この記事では香川政夫強化委員長の経歴や学歴と、今後の活動はどうなるかについてお話していきますね。
香川政夫強化委員長の職務が一時停止に
【空手植草 パワハラ被害を説明】https://t.co/iYhQRuCNRz
空手女子組手で21年東京五輪代表に内定している植草歩が、ブログを更新。帝京大時代の恩師で、全空連選手強化委員長の香川政夫氏からパワハラを受けていたとする問題について、今月24日に表面化して以降、初めて自身の言葉で説明した。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) March 28, 2021
今回パワハラ疑惑をかけられているのは、全日本空手道連盟(全空連)の香川政夫強化委員長(65)という大物で、五輪に出たければ逆らってはいけない人物です。
植草選手としては、本当に苦しんでの暴露だと思うので告白するのも怖かっただろうと思います。
昨年9月から怒鳴られることが多くなったという。12月頃から顔を合わせることも辛くなり、涙が止まらなくなるなど「精神的に追い詰められたような状態になっていました」。追い詰められた植草だったが「オリンピックを間近に控え、このままではダメだとの判断をし、その頃から、全空連の理事や強化委員会のスタッフの方々に、何度か、ご相談させて頂く機会を得て、お話しして参りましたが、なかなか問題の解決には至りませんでした」
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/147a2b287a1dc76b1eb871aff8cc42110973394d
ニュースにもある通り、関係者にも相談したけど解決に至らず今回ブログに書いたことで大事になっています。
なぜ関係者はとめられなかったのか、まさにこの組織の頭で要だから逆らえなかったと言えますね。
香川政夫の経歴や学歴プロフィールなど
香川政夫氏のパワハラ疑惑なんとも言えんのう・・・この人ガチの”拳聖”で連盟のトップやん更迭できんやろ
— 丹羽つつじ (@tsutsujiniwa) March 28, 2021
拳聖ともいわれる空手会のスターです。
香川政夫(かがわまさお)
1955年6月8日生まれ
大阪府出身
学歴:帝京大学卒
全日本空手道連盟公認八段
日本空手松涛連盟九段・首席師範
帝京大学空手道部師範
「第6回関東学生空手道選手権大会」個人組手優勝、「第1回ワールドカップ世界大会」団体形の部優勝、「第3回松濤杯世界空手道選手権大会」個人組手の部優勝、「第28回全国空手道選手権大会」組手の部と形の部で優勝するなどの実績を残す。指導者としては、帝京大学空手部師範として、全日本大学空手道選手権大会団体に男女で複数回の連覇、全日本学生空手道選手権大会では個人4種目制覇(令和元年)に導くなど、高い指導力を発揮。国内だけではなく、世界各国で空手道の指導・普及に活躍している。現在は、帝京大学空手道部師範、NPO法人日本空手松濤連盟首席師範、公益財団法人全日本空手道連盟選手強化委員会委員長として指導を行うほか、全日本学生空手道連盟常任理事、関東学生空手道連盟常任理事・評議員も兼任する
引用:https://www.hmv.co.jp/artist_%E9%A6%99%E5%B7%9D%E6%94%BF%E5%A4%AB_200000000304737/biography/
経歴を見てなんとなくでも理解できますが、空手一筋で生きてきた人物です。
現時点で65歳を超えているような年齢で、精力的に活動続けているとはかなり芯のある人なんでしょうが、今回の事件を見るに少し行き過ぎた指導から抜け出せない人なのかもと思われます。
着実に実績を積んできた人物だけにこのような事で地に落ちるのはどうかと思いますが、やっている事は犯罪と変わりません。
香川政夫は今後復帰するのか?
空手オリンピック代表植草歩選手へのパワハラを告発された全空連強化対策委員長香川政夫 過去に怪我をしてプレートを埋め込んだ植草選手の左目を竹刀で突くという基地外ぶり パワハラではなく傷害罪 pic.twitter.com/zY9TY9UVfi
— KAIZEN FITNESS 101 (@101Kaizen) March 28, 2021
今回の件を受けて、一時停止になっていますが活動再開は厳しいのではないかと思っています。
・失明のリスクのある竹刀での指導。
・高圧的な問題発言
をとってみてもかなりの酷さというのが分かります。
今回告発した植草さんは、2015年11月に練習中に竹刀が左目に当たり、左眼内壁を骨折した事があります。そして今年の1月にも左目に受けあまりの痛さにもん絶していると「きちんと受けないとあかんのや」と言ったそうです。
しかもこの後治療も、ケアもせずにいたそうです。
普通の感覚であれば目にあたり悶絶していれば最低でも心配するのが当然です。しかしこれがないとすると感覚がズレていると見るのが普通ですよね。
そんな人の元で指導を受けたいと思う人が何人いるか、疑問を考えると同じ立場への復帰は難しいとみています。
まとめ
いかに実績のある人であっても今回報道されたようなやり方では、恐怖でしか人はついてこないでしょうし無理がありますよね。
竹刀も剣道部員にしてみれば武士の魂として存在するものであり、全日本剣道連盟などでは「竹刀は神聖なもの」であるとして、適切な利用を訴えています。
そして竹刀を防具なしの人に振るうのは、剣道を侮辱しています。空手の先生なら知っていそうなものですが知らなかったんですかね。
とにかく今回の人を傷つける行為で、傷害罪といわれていも仕方ない立場にあります。最悪逮捕もあるかと思いますが適切な指導方法で強化委員長の立場を全うしてほしいものです。