8割おじさんこと西浦博さんは流行感染を防ぐには
「人の接触を8割削減することが必要である」
と2020年3月始めから提唱して、自らインターネット上で「8割おじさん」と名乗るようになった人です。
この名付け親は別にいて、専門家会議の1人とされる押谷さんという事。
・8割おじさんとは何者?
・正しかったというのはどういう事?
・現在はなにしているんだろう?
この記事では、この8割おじさんこと西浦博さんについてお話していきますね。
8割おじさんとは何者?
【西浦教授 東京は「2月末には1日3500人に」】
「(試算では)3月末には約7200人になってしまう。GoToトラベル停止などに伴う接触の減少や、緊急事態宣言の影響は含まれていません。時短営業や感染リスクの高まる『5つの場面』を避けるなどの対策をしっかり行った上での数値」https://t.co/nAtdOyCSQw— BLOGOS (@ld_blogos) January 6, 2021
「8割おじさん」と呼ばれた西浦博・京都大学大学院医学研究科教授とは
日本の医師・博士で感染症の専門家と言われるような人で、あの新型コロナウイルスクラスター対策班に参画しています。
感染症というワードはそこまで大きく注目されていなかったんですが、2020年になって大きく注目されることになりました!
インターネット上で
「人の接触を8割削減することが必要である」
と提唱し
8割も?と思った人も多いハズ!以降すごい注目されるようになりました。
8割おじさんと言ってもそんなに高齢でもなく、40代前半の男性です。ドイツで生物学研究所にて研究員をしていたりと、前々から感染症に対して興味を持っているのがわかります。
そこで今回のコロナ対策として、様々な観点から提言しているのが分かりますね。
「教科書で学べない ニッポンの超難問」で嵐櫻井くんのインタビビューも
過去には嵐の櫻井くんのインタビューも受けていました。
この時は
「科学的にそうであるべきだという対策」を専門家として社会に返していくことが重要と述べていました。
その上で親しみをもって知ってもらえればと思い「8割おじさん」と発信したようで本人としては悪い気もしていないそうです。
正しかったというのはどういう事?
当時の菅義偉・官房長官(現首相)は「厚労省の公式見解ではない」と言い放ち、発言をした西浦氏は発言に対しての責任を問われていました。
試算は厚労省での内部調整を経てメディアに説明したものだと明かしていて、本来は政治や行政が担うべき注意喚起だったのに、西浦氏が責任を被るような形になり、問題視されています。
前回の緊急事態宣言が必ずしも必要なかったのでは?というような印象が政府内であり、その責任として追い出しをされてしまっているって感じですね。
本来は助言の立場にある専門家会議ですが、まるで専門家会議が対応不手際の悪玉みたいな扱いを受けて、2020年6月に専門家会議も解散になりました。
政府は責任を押し付けているような印象を感じますよね。
現在はなにしているんだろう?
「今回も、政府がデータに基づいた政策決定をしない状況はあまり変わっていません。何を目標として、どんな手を打つのかは、専門家が考えて火中の栗を拾う。そんな構図は全く改善されていません」
うわぁ。https://t.co/1qPKieq2UD— 萩野 昇 (@Noboru_Hagino) January 5, 2021
2021年現在は京都大学大学院の医学研究科教授として活動されている一方で、前に注目されていた関係でインタビューにもちょこちょこ出てきます。
2021年1月7日に緊急事態宣言が発令される見込みですが、飲食店の営業時間短縮などに限定して進めるとされていますが
西浦博教授が言うには
その方針では効果は期待できない!もっと厳しい制限をしなくては実効再生算数は十分に下がらない
とインタビューに答えています。
緊急事態宣言も第一波のときよりも長くしなくてはいけませんし、更に対策・制限も強くないといけないと話しています。
まとめ
西浦博教授は専門家として科学的見解で
そうなるであろうこと、そのように対応した方がいいとされることをデータと直感を元に話しているだけです。
専門家でもない人の意見よりずっと誠実で信頼は出来ますよね。
この科学的推測を政府は嫌がり中途半端な対策をしているようにも感じますが、今後はどうなっていくのか!
引き続き8割おじさんこと西浦博さんの発言にも注目していきたいですね。