JリーグがJ1の上位にあたるプレミアリーグを創設しようと動いているという事が分かりました。
今のJリーグの構造は「J1、J2、J3」の3つがありますが、プレミアリーグ創設で4段階になるということです。
プレミアリーグでは参加クラブ数をJ1の参加クラブ数18から10〜14程度に減らす予定という事です。
このプレミアリーグが出来ることに、否定的な反応が目立ちましたのでこの記事でまとめていきます。
Jリーグがプレミアリーグ創設検討
【Jリーグ「プレミア」創設検討】https://t.co/3O7eYOVoxY
Jリーグが4月1日付で抜本的な改革を検討する「リプライニング推進サポートチーム」をたち上げることが29日、関係者の話で分かった。J1の上位にあたるプレミアリーグの創設、外国籍選手枠の撤廃、J参入の緩和策などを本格的に検討する。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) March 29, 2021
Jリーグがプレミアリーグ創設を検討しているとして、3月30日にスポーツ報知で取り上げられました。
今回のプレミアリーグ創設にてルールも変えようという動きがあるそうで
・外国籍選手枠の撤廃
・J参入の緩和策
を検討しているようですね。
単純にJリーグプレミアができることで10クラブくらいをJリーグに加盟させる必要があるので緩和策をとったのだと思われます。
外国籍選手枠の撤廃はプレミアリーグだけなのか分かりませんが、徐々にJリーグ全体として撤廃していく考えなのかもしれません。
一方で、Jリーグのプレミアリーグ化に否定的な意見も目立ちます。
Jリーグプレミアリーグ化には否定的な意見が目立つ
Jリーグの地域密着という理念はどこに行ったのか?
競争激化で資金力の高いチームが上に行き、徐々に歪を生むのではないか?
地域密着で応援出来るのが魅力なのに、完全に競争構造にしたら地域に根付いた活動なんて難しそうという意見がありますね。
jリーグ プレミア化….
地域密着がjの魅力じゃないの?— JGN (@JGN0524) March 30, 2021
Jリーグの地域密着の理念やリーグレベルの向上、各クラブへのリーグ側のケアを考えても、プレミア化構想や参入ハードルを下げるのには慎重になるべき。現行でも成長の余地はいくらでもある
それにしても23区内にJクラブを誕生させなければならないJリーグ側にとっての必要性って何?
— Lin (@BossLin01) March 30, 2021
Jリーグプレミア化絶対反対!各地域におらが街のクラブがあるのがJリーグの魅力でしょ?金持ちクラブ上位陣が固まって札束でしばきあってるの見て何が面白いんだろ https://t.co/dA8e3fzvCX
— シャケ感 (@OzbL6) March 30, 2021
大反対ですね。
ピラミッドの土台となってる地域を蔑ろにしてます。
むしろ下位リーグに力を入れて裾野を広げた方が市場拡大によって長期的な収益アップにつながるのでは?🤔https://t.co/qNRrGlSoPe— sota_marathon@4/11MKディスタンス5000m (@MarathonSota) March 29, 2021
地域密着を掲げるJリーグ100年構想と矛盾しないか?市民クラブが最上位カテゴリーを目指しやすいのが100年構想の肝でしょ
同時に実現できるの川崎くらい?https://t.co/HERVR6qYcG— T.H 松本山雅 (@TH71999806) March 29, 2021
プレミアリーグも良いけど、Jリーグを目指すチームが全国に増えているから、J3を地域ブロックにして総チーム数を増やすか、地域リーグの中でJリーグを目指すチームでJ4を新設(もちろんJ3規模のライセンスは必要)して欲しいんだけど…
日本のサッカーを強くするためには底辺を充実させないと‼️ https://t.co/wrxAtfVWQ2
— ムラさん (@murappe2) March 29, 2021
根本としては日本のサッカーを強くしたという構造があるのは勿論ですが
百年構想と言われるように今は最下位のクラブチームでも、地域密着のサッカーをして地域とともに100年踏ん張ればトップも目指せる!という構想でJリーグが創設されました。
今回のプレミアリーグ創設で、上を目指す人が資金力の高いチームに引っ張られ競争激化!なんて事も頻繁に起きてくることが予想でき、地域密着のサッカーなんて出来たもんではないという反対意見でしょうね。
プレミアリーグ創設でイングランドと似た構造に
もう1つ考えないといけないのはイングランドの場合は百年超のフットボールの歴史で、各地域にフッボール文化が根付いた上で、経営の煮詰まりやグルーバル展開の必要性を感じてプレミアリーグ形成にいたっているということ。トップ強化が”弱者切り捨て”にならない社会性はJリーグよりはるかにある。 https://t.co/CYbr2EMdbV
— 河治良幸(毎日が冬眠) (@y_kawaji) March 30, 2021
結果的にイングランドみたいにクラブの構造を作りたいということです。
グローバルに活躍できる強豪クラブチームの創設(バルセロナ・レアル・マドリードみたいな)を目指していると見られます。
確かにそういう日本代表の前段階の、上位クラブチームがあってもいいかもしれませんがサッカーの歴史が国全体で根付いたからこそのプレミアリーグという事は忘れてはいけませんね。
日本にそれほどまでに浸透しているか、という事を考えるとプレミアリーグの必要性については疑問を感じる人も多いのかもしれません。