2020年5月下旬以降、三浦半島で異臭騒動が発生しました。
「ゴムの焼けたような匂い」「シンナー臭い」という匂いで表現をされていますが、それから5ヶ月たってもその現象は収まりません。
その日だけで終われば大した話ではなかったかもしれませんが、こうも長い期間続くと自然と心配になりますし、不安になりますよね。
今回の記事ではそんな一連の異臭騒ぎについて
・今までの経緯を知りたい人
・異臭の考えられる原因について
・今後、起こる可能性があると予想されていること
についてわかりやすくまとめて書いていきます。
Contents
いままでの発生の経緯
2020年5月下旬以降からいわれている「異臭騒ぎ」ですが、どんどん北上をしているようです。
「神奈川新聞」によりますと、10月4日までに5回の異臭騒ぎがあったと報道されています。
5月下旬 | 三浦半島(南端付近) |
6月 | 横須賀市 |
7月 | 横須賀市 |
8月 | 横須賀市 |
9月 | 横須賀市 |
10月 | 横須賀市 横浜駅(12日) 横浜市中区(3日) |
どれも5分ほどで消える匂いということですが、ゴムの臭い・ガスの臭い・ニンニク臭・シンナーのような匂い等と書いてあるので、相当強烈な匂いであるのがわかります。
すごい匂いで、換気の為に窓を全部開けたとか・・5月からなので暑い日の中で換気もしながらで苦労を感じます。
三浦半島(神奈川県の下の方)から、横浜駅近くのタワーマンションに自宅がある菅総理の元にまで迫ってきた異臭という言い回しでも注目されています。
総理も関係してきた事でもっと注目がされるかも。実際には、総理は首相官邸に住まわれているので子供たち家族が被害にあっているかもですね。
考えられる原因すべて(1つ1つを見出し3で)
実際の原因はまだ特定されていません。
というのも、実際に匂いのサンプルが採取されたのは10月12日の神奈川県横浜市の消防庁舎内でと本当に最近です。
5分ほどで匂いが消えること、発生が読めないこと、不定期なことなどが生じて中々匂いのサンプルをとれないでいました。
たまたま消防庁舎で発生したのでラッキーでしたね。今まで発生した全部と同様の匂いではないとされていますが、何かしらのキッカケになることが予想されます。
10月13日になって、ニオイのもとであったガスに
イソペンタンやペンタンが10倍、ブタンが3倍も多く大気中にあったと言われていて、通常時に比べてかなり多くなっていたことが伺えます。
この物質があることで、ただちに健康に影響を及ぼす可能性はないと言われていますが正体が分からないには避けておくことが無難ですよね。
また、下記にあげるのは今考えられている匂いの原因です。
活断層やプレートのこすれ
三浦半島は活断層がむき出しになっている地域だそうです。
そこに岩石などの圧力がかかると、火山灰の地層がない分岩石が割れる前の匂いが地上に影響しやすいと言われています。
ちなみにこれが、「焦げくさい匂い」というものと言われています。
(関東大地震の前にも、三浦半島でへんな匂いがしたと記録があります)
船舶のガスフリー作業
船舶は船に積んでいる石油などのタンクから、溜まったガスを抜く「ガスフリー」という作業があります。
東京湾を移動する船舶は1日300隻と言われているので、この作業が悪臭に繋がる可能性はあります。
しかしこれは、この期間に限らず前からずっとやっている事なので、今の期間だけ集中的に異臭騒ぎになるのとはまた違う気もしますね。
環境省の動き
当然この事態を環境省はほっておけませんので、対策チームが動いてます。
大気汚染物質の常時監視局のデータを活用して、原因究明に取り組むとしています。
常時監視局は、24時間体制で大気汚染物質の濃度を測定しています。神奈川県には92箇所の場所に測定器が設置されているということですので、全ての地点とはいえませんが、なにかあった際には役にたちそうです。
今後起きると予想されること
噂その①地震
今回の匂いの発生元は、1923年9月1日の関東大震災の震源に近く、当時も周辺でガスが噴出したと記録が残っています。
今はより科学も進んだので、前よりもこの現象について具体的にわかりそうですが地震との関係性も断ち切れないのはこわいところ。
関東大震災も近いと言われているので今回のガスが前兆と思ってもなんら不思議はなさそうですよね!
三浦半島は1923年9月1日の関東大震災の震源に近いが、当時、周辺でガスが噴出したという記録が残っている。
まとめ
まだ憶測の域を出ませんが、1923年9月1日の関東大震災の前触れに似ていることから地震って感じの印象があります。
この匂いの原因がはっきりしない事には分かりませんが、少なくともまだまだ続きそうな異臭騒ぎになりそうですね。